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手数料更新 2026.11.05

手数料が安いファクタリングおすすめ10選|上限2.8〜9.5%の会社と低い率が出る条件

ハカセ
結論

手数料が安いファクタリング会社は、広告の下限ではなく公表している上限で比べます。図鑑の168サービスのうち上限まで分かる46社から、上限2.8〜9.5%の10社を選び、急ぎ・立場別の使い分けと低い率を出す申し込み方をまとめました。

初めての方へファクタリングを使う前に知る5つのこと・申込みから入金まで →

フファクタリング図鑑編集部(執筆)・公開 2026.11.06

手数料が安いファクタリングおすすめ10選|上限2.8〜9.5%の会社と低い率が出る条件

どこがいちばん安いの?

条件に合う46社から選んだよ

「手数料が安いファクタリング会社はどこか」を、広告の「○%〜」ではなく、各社が公式サイトで公表している手数料の上限で比べました。ファクタリング図鑑に載せている会社のうち、一般の請求書を扱う168サービス(2026年11月5日時点)のデータから、上限の低い10社を選んでいます。会社の並びは図鑑のデータから自動で出しているので、各社の表記が変われば並びも変わります。

この記事を6枚で

1 / 6
上限 % 上限で選ぶ急ぎ・立場で絞る2〜3社で見積もる

この記事の流れ

安さは「上限」で比べる

手数料が安い会社は、どう選ぶの?

広告の「○%〜」ではなく、公表している手数料の上限で、安い10社を選びました。選び方と使い分けを6枚で説明します。

一般の請求書を扱う168サービス 465853上限まで分かる下限だけ記載なし 11 この46社から上限の低い10社

POINT 1

上限まで分かるのは46社

上限まで書いている会社は、どのくらいあるの?

一般の請求書を扱う168サービスのうち、上限・必要書類・対象まで分かるのは46社。下限だけの会社が58社、記載なしが53社でした。

この章を読む
最短で当日中に入金と書く会社 上限6%以下1/3社6%超〜10%25/27社10%超14/16社 安さと今日中は、上限10%前後で両立

POINT 2

上限がとくに低いと日数がかかる

いちばん安い会社でも、今日中に間に合う?

上限6%以下の3社のうち当日入金は1社。6%超〜10%なら27社中25社が当日と書いています。急ぐなら上限10%前後までから選びます。

この章を読む
請求額100万円・30日の手取り 2.8%97万2,000円9.5%90万5,000円15%85万円 2.8%と9.5%の差は6万7,000円

POINT 3

100万円・30日で手取りを比べる

率の差は、お金にするといくら?

手数料2.8%なら手取り97万2,000円、9.5%なら90万5,000円。差は6万7,000円です。計画は上限の率で立てます。

この章を読む
1売る請求書を選ぶ2入金の記録をそろえる32〜3社に同じ条件で頼む4手取りの額で聞く53社間も検討する

POINT 4

低い率を出す5つの準備

率を下げるために、何ができる?

取引の長い売掛先の請求書を選び、入金の記録をそろえ、2〜3社に同じ条件で見積もりを頼みます。比べるのは率ではなく手取りです。

この章を読む
手数料 1%〜 上限はどこまで? 下限2%未満と書く 37社 上限まで公表は 16社

POINT 5

下限だけの広告に注意

「1%〜」の広告は、どこを疑えばいい?

下限2%未満と書く37社のうち、上限まで公表しているのは16社。「上限はどこまでか」を見積もりで必ず聞きます。

この章を読む
01

先に結論:安さは「上限」で比べる。おすすめ10社は上限2.8〜9.5%

社長

手数料が安い会社って、結局どこを見て選べばいいの?

広告の「1%〜」ではなく、公表している上限で比べます。上限まで分かる46社から、上限2.8〜9.5%の10社を選びました。上限が低ければ、審査の結果がよくなくても手数料がどこまで上がるかを先に読めます。

ハカセ

ファクタリングの手数料は、申し込んだあとの審査で決まります。広告に大きく出ている「1%〜」「2%〜」は、条件が最もよいときの下限です。下限だけを見て選ぶと、見積もりで思ったより高い率が出たときに、資金繰りの計画が崩れます。

そこでこの記事では、「いちばん高くてもこの率まで」と上限を公表している会社を、上限の低い順に並べました。上限が低い会社なら、審査の結果がよくなかったときでも、手数料がどこまで上がるかを先に読めます。

広告の手数料 1%〜 上限はどこまで? ? 公表している上限 9.5% ここより上がらない
社長

どっちが安いの?

比べるのは上限の方。ここより上がらない、と先に分かるからね。

ハカセ
広告の「○%〜」は最もよい条件の数字。比べるのは、公表している上限です
  • 一般の請求書を扱う168サービスのうち、2社間の手数料の上限まで公表し、必要書類と対象(法人・個人事業主)も分かる会社は46社でした
  • その46社の上限の中央値は10%です。おすすめの10社は、上限が2.8%〜9.5%の会社です
  • 10社のうち8社は個人事業主も申し込めて、9社は面談なしのオンライン完結と書いています
  • ただし、上限がとくに低い会社は、入金まで2営業日〜3日程度かかると書いている会社が多く、今日中に必要なときには合わないことがあります

この記事では、まず選んだ基準を説明し、10社の比較表とカードを載せます。そのあとで、10社の使い分け、上限で手取りを計算する方法、低い率を出すための申し込み方、「安い」とうたう広告で気をつけることを順に書きます。手数料の相場そのもの(下限・上限の分布)はファクタリング手数料の相場で詳しく扱っています。

手数料が安い会社を選ぶときの4つの見方(ファクタリング図鑑のデータ、2026年11月5日時点)
上限下限ではなく上限で比べる「○%〜」は最もよい条件の数字。計画は上限の側で立てる
46社上限まで公表している会社168サービスのうち。下限だけの会社は58社、記載なしは53社
2営業日〜上限がとくに低い会社は日数がかかる上限6%以下の3社のうち2社は、入金まで2営業日以上
2〜3社見積もりは複数でとる同じ請求書でも会社によって率が違う。手取りで比べる
02

選んだ基準:上限の公表・書類と対象・注意喚起の3つ

社長

下限が低い会社の方が、安いんじゃないの?

下限は最もよい条件のときの数字で、その率で使える人は多くありません。下限だけの会社は58社ありますが、どこまで上がるかは見積もりまで分かりません。だから上限の低さを物差しにしました。

ハカセ

「手数料が安い」と言うとき、何をもって安いとするかで、選ぶ会社は大きく変わります。この記事では、次の3つの基準をすべて満たす会社だけを選び、上限の低い順に並べました。同じ上限の会社は、図鑑が公開している評価の式の点の高い順にしています。

  1. 2社間の手数料の上限を公式サイトで公表している:「2%〜」のように下限だけを書く会社は入れていません。上限が分からないと、最悪の場合にいくら引かれるかを見積もる前に知ることができないためです。
  2. 必要書類と、法人・個人事業主のどちらが使えるかが公式サイトで分かる:手数料が低くても、自分が対象かどうか、何をそろえればよいかが分からない会社は、比べる材料が足りません。
  3. 図鑑で注意喚起をしていない:公式サイトの表記に大きな問題がある会社や、図鑑で推奨していない会社は除いています。

また、銀行やリース会社のグループが法人向けに扱うサービスと、診療報酬・介護報酬だけを扱う会社は、申し込める人や率の決まり方が違うため、この比較には入れていません。医療・介護の方は医療機関のファクタリングを見てください。

2社間を基準にしたのは、取引先に知らせずに使える2社間の方が利用する人が多く、手数料も3社間より高くなりやすいからです。3社間の率も書いている会社は、カードと表に3社間の率も載せています。2社間と3社間の違いは2社間と3社間の違いで説明しています。

下限の低い順に並べない理由

手数料の下限は、どの会社でも「最もよい条件のとき」の数字です。どんな条件ならその率になるのかを書いている会社は多くありません。下限の低い順に並べると、実際にはその率で使える人がほとんどいない会社が上に来るおそれがあります。

上限は、その会社が「この率より高くはしない」と先に約束している数字です。審査の結果がよくなかったときに、自分の手取りがどこまで減るかを申し込む前に計算できます。急いでいるときほど、見積もりのあとで「思ったより高い」と分かっても、別の会社を探し直す時間がありません。だからこの記事では、上限の低さを「安さ」の物差しにしています。

168サービスのうち、上限まで分かるのは3割弱

図鑑に載せている一般の請求書を扱う会社168サービスで、手数料をどこまで公表しているかを数えると、次のようになりました。

手数料の公表のしかた 社数
2社間の上限まで公表し、書類と対象も分かる(この記事の候補) 46社
下限だけ(「○%〜」) 58社
手数料の記載なし 53社
そのほか(上限は書いているが書類や対象が分からない、など) 11社
合計 168サービス

下限だけを書く58社の下限の中央値は2%で、数字だけを見ると安く見えます。ところが、その会社で実際にどこまで上がるかは、見積もりをとるまで分かりません。上限まで公表している46社は、全体の3割弱です。「安い会社」を選ぶ第一歩は、この46社の中から探すことだと考えています。

上限まで公表している46社の、2社間の手数料の上限の分布(ファクタリング図鑑のデータ、2026年11月5日時点)
  1. 5%以下1社
  2. 5%超〜10%29社
  3. 10%超〜15%14社
  4. 15%超〜20%2社

上限5%以下10%以下10%を超える

46社のうち30社は、上限が10%以下です。おすすめの10社は、その中でも上限の低い側から選んでいます。逆に、上限が15%を超える会社も2社あります。上限を公表していること自体は誠実な姿勢ですが、率そのものは会社によって大きく違うということです。

上限を公表している会社は、ほかの条件も書いていることが多い

手数料の上限を公表しているかどうかは、その会社が条件をどこまで先に見せているかの目安にもなります。手数料の公表のしかたで3つに分け、ほかの条件を公式サイトに書いている会社の割合を比べました。

公式サイトに書いていること 上限まで公表(46社) 下限だけ(58社) 手数料の記載なし(53社)
面談なしのオンライン完結 29社(63%) 24社(41%) 14社(26%)
債権譲渡登記の扱い(要・不要) 28社(61%) 24社(41%) 15社(28%)
必要書類 46社(100%)※ 39社(67%) 28社(53%)
償還請求権なし(ノンリコース) 28社(61%) 31社(53%) 33社(62%)

※この記事の候補は、必要書類が分かる会社に絞っているため100%です。割合は四捨五入しています。

上限まで公表している会社は、登記の扱いやオンライン完結かどうかも書いている割合が高く、申し込む前に分かることが多いと言えます。一方で、償還請求権なしと書いている割合は、手数料の公表のしかたでほとんど変わりませんでした。上限の公表は「条件が分かりやすい」目安にはなりますが、それだけで安全な会社と決めることはできません。償還請求権の有無は、どの会社でも別に確かめる必要があります。

03

手数料が安い10社の比較表

社長

10社をパッと見比べるには、どこを見ればいい?

まず2社間の上限、次に最短入金と対象を見ます。上限が低くても、入金まで日数がかかる会社や、法人しか使えない会社があります。合わない会社はここで外します。

ハカセ

まず10社を1つの表で見比べます。会社名を押すと、下のカードに移ります。手数料は公式サイトの表記で、下限と上限の両方がある会社は「下限〜上限」、一律の会社は1つの数字で書いています。

#会社2社間3社間最短入金書類評価
1髙島屋クレイキャピタル1〜2.8%1〜2.8%申込みから買取り実行…5点53
2インボイスPay2.5〜6%2.5〜6%最短即日(見積り最短10…2点79
3電子請求書早払い1〜6%—最短2営業日(初回は最…3点68
4Easy factor(イージーファクター)2〜8%—最短60分で振込3点90
5Bizキャピタル〜8%—最短40分3点69
6OLTAクラウドファクタリング2〜9%—最短即日振込4点76
7SAクラウドファクタリング Powered by OLTA2〜9%—最短即日4点66
8freee請求書 即日入金(ファクタリング)9%—最短即日4点63
9トラストゲートウェイ4〜9.5%1.5〜8%最短即日振込7点79
10PAYTODAY1〜9.5%—最短30分4点78

ファクタリング図鑑のデータ(各社の公式サイトの表記、確認日は各社のページに記載)。2社間の手数料の上限を公表している会社を、上限の低い順に並べています。条件に合う会社は46社。

表を見るときは、2社間の上限(右側の数字)を先に見て、次に「最短入金」と「対象」を確かめるのがおすすめです。上限が低くても、入金まで日数がかかる会社や、法人しか使えない会社があります。自分の急ぎ具合と立場に合わない会社は、この時点で外してしまいましょう。

04

手数料が安いファクタリングおすすめ10選

社長

カードの「評価」の点は、手数料の安さなの?

いいえ、別の物差しです。償還請求権の有無や、条件がどこまで分かるか、入金の速さなどを点にしています。上限が同じくらいの会社で迷ったときに使ってください。

ハカセ

ここからは1社ずつカードで紹介します。カードの最初の行は、その会社を選んだ理由(上限の数字)です。その下に、2社間・3社間の手数料、最短入金、買取の上限、必要書類の数、対象をまとめています。くわしい条件や出典は、「図鑑で詳しく見る」から各社のページで確かめられます。

02

スマートヘッジ株式会社

インボイスPay

79評価

2社間の手数料を上限6%まで公表(下限2.5%)。3社間は2.5〜6%。

手数料(2社間)
2.5〜6%
3社間
2.5〜6%
最短入金
最短即日(見積り最短10…
買取の上限
記載なし
必要書類
2点
対象
法人のみ
05

株式会社財務再生支援センター

Bizキャピタル

69評価

2社間の手数料を上限8%まで公表(下限の記載なし)。

手数料(2社間)
〜8%
3社間
扱いなし
最短入金
最短40分
買取の上限
記載なし
必要書類
3点
対象
法人・個人事業主
10

DualLifePartners株式会社

PAYTODAY

78評価

2社間の手数料を上限9.5%まで公表(下限1%)。

手数料(2社間)
1〜9.5%
3社間
扱いなし
最短入金
最短30分
買取の上限
記載なし
必要書類
4点
対象
法人・個人事業主

並び:2社間の手数料の上限を公表している会社を、上限の低い順に。評価は公開している評価の式の点で、広告の提携の有無で変えていません。条件に合う会社は全部で46社です。「公式サイト」のリンクには広告(アフィリエイト)を含みます。

カードの見方

  • 手数料(2社間):公式サイトに書いてある2社間の率です。「2〜9%」なら下限2%・上限9%、「9%」なら一律です。
  • 3社間:3社間を扱う会社だけ率を書いています。「扱いなし」は、公式サイトで3社間を扱うと書いていない会社です。
  • 最短入金:公式サイトに書いてある最短の目安です。申込みの時刻や書類のそろい方で、当日に間に合わないこともあります。
  • 買取の上限:1回あたりに買い取る額の上限です。「記載なし」は上限を書いていないという意味です。
  • 必要書類:公式サイトに書いてある書類の数です。審査の途中で追加を求められることもあります。
  • 対象:法人と個人事業主のどちらが申し込めるかです。

カードの「評価」は、償還請求権の有無・手数料の上限の公表・所在地と登記の一致などの安全面、公式サイトでどこまで条件が分かるか、入金の速さや書類の少なさ、会社の基盤(公的なデータ)を点にしたものです。式は評価の式で公開しています。手数料の低さとは別の物差しなので、上限が同じくらいの会社で迷ったときの参考にしてください。

05

10社の使い分け:急ぎ・立場・金額で絞る

社長

今日中にお金が必要なんだけど、いちばん安い会社でいい?

上限6%以下の3社のうち、当日入金と書くのは1社だけです。上限6%超〜10%なら27社中25社が当日と書いています。急ぐなら、上限10%前後までの会社から選ぶのが現実的です。

ハカセ

手数料の上限が低い順に並べると、上位ほど安く見えます。ただ、実際に選ぶときは「いつまでに」「誰が」「いくら」の3つで、合う会社が変わります。

3 2〜3日待てる 上限の最も低い会社も候補に入れる 今日中に必要 上限10%前後までの会社から選ぶ ?
社長

今日中に要るんだけど、どっちに進めばいい?

まず支払日までの日数を見よう。今日中なら、上限10%前後までの会社から。

ハカセ
急ぎかどうかで、選ぶ会社が変わります。上限がとくに低い会社は、入金まで日数がかかることが多い

今日中に入金が必要なとき

上限がとくに低い会社には、入金まで日数がかかる会社が多くあります。上限まで公表している46社を、上限の低さで3つに分けて、最短で当日中(4時間以内)の入金と書いている会社の数を数えました。

2社間の上限 社数 最短で当日中に入金と書く会社 個人事業主も可
6%以下 3社 1社 1社
6%超〜10% 27社 25社 21社
10%超 16社 14社 11社

上限6%以下の3社のうち2社は、入金まで2営業日〜3日程度かかると書いています。一方、上限が6%を超えて10%までの会社は、27社のうち25社が当日中の入金に対応すると書いています。「安さ」と「今日中」を両立したいなら、上限が10%前後までの会社から選ぶのが現実的です。急ぎの度合いで探すときは、今日中に入金できるファクタリングの一覧も使えます。

反対に、支払いまで数日の余裕があるなら、上限がとくに低い会社を候補に入れる価値があります。たとえば請求額100万円なら、上限2.8%と9.5%の差は6万7,000円です。2〜3日待てるなら、この差を取りにいく判断もできます。

はじめて使うとき

はじめての申込みでは、本人確認や売掛先の確認に時間がかかるため、2回目以降より入金が遅くなることがあります。10社の中にも、初回だけ最短の日数を長く書いている会社があります。はじめて使うときは、カードの「最短入金」に1〜2日の余裕を足して考え、支払日の直前ではなく、早めに申し込んでください。

個人事業主・フリーランスのとき

10社のうち8社は個人事業主も申し込めると書いていますが、2社は法人だけが対象です。表とカードの「対象」で必ず確かめてください。個人事業主・フリーランスで使える会社を全体から探すなら、個人事業主・フリーランス向けのおすすめランキングにまとめています。

取引先に知られたくないとき

取引先に知られずに使いたいなら、2社間で申し込みます。2社間でも、ファクタリング会社が債権譲渡登記を求めることがあり、登記をすると、誰でも取れる証明書に譲渡の記録が載ります。取引先がこの証明書をわざわざ取ることは多くありませんが、気になる場合は、登記を求めない会社かどうかを各社のページの「登記」の欄で確かめてください。取引先に知られる場面はファクタリングは取引先にバレるかでくわしく説明しています。

金額が大きいとき・小さいとき

カードの「買取の上限」は、公式サイトに書いてある1回あたりの上限です。「記載なし」の会社は、上限を書いていないだけで、大きな金額に対応しないという意味ではありません。逆に、最低の金額を決めている会社もあります。金額の条件は会社ごとのページで確かめ、合わない場合は100万円のファクタリングなど金額ごとの一覧から探してください。

手数料が安い10社から、自分に合う会社を絞る順番
  1. 今日中に入金が必要?はい → 最短入金が「即日」「○分」の会社だけ残すいいえ → 上限の最も低い会社も候補に入れる
  2. 個人事業主・フリーランス?はい → 対象が「法人・個人事業主」の会社だけ残すいいえ(法人) → そのまま次へ
  3. 取引先に知られてもよい?はい → 3社間の率がある会社は、3社間の見積もりもとるいいえ → 2社間の上限で比べる
  4. 残った会社が3社以上ある?はい → 上限の低い2〜3社に見積もりを頼むいいえ → 条件を1つゆるめるか、一覧から探し直す
06

上限の率で手取りを計算する:100万円・30日の例

社長

率が数%違うだけなら、大した差じゃないよね?

100万円・30日なら、手数料2.8%で手取り97万2,000円、9.5%で90万5,000円です。差は6万7,000円。毎月使うと1年で80万円を超えます。計画は上限の率で立てておきます。

ハカセ

手数料の差は、率で見ると小さく見えても、金額にすると大きくなります。請求額100万円の売掛金を、取引先の支払日の30日前に売るとして、上限の率で手取りと実質年率を計算しました。実質年率は「手数料の額 ÷ 手取り額 ÷ 入金までの日数 × 365」で出しています。

請求書 100万円 支払日まで30日 9.5% 手取り 90万5,000円 手数料 9万5,000円 実質年率は約128%
社長

9.5%って、お金にするといくら?

100万円なら9万5,000円。計画はこの上限の率で立てて、見積もりで下がった分は余裕に回そう。

ハカセ
請求額100万円・30日で、上限9.5%なら手取りは90万5,000円です
手数料(2社間の上限) 手数料の額 手取り 実質年率(30日)
2.8% 2万8,000円 97万2,000円 約35%
6% 6万円 94万円 約78%
8% 8万円 92万円 約106%
9.5% 9万5,000円 90万5,000円 約128%
10%(46社の上限の中央値) 10万円 90万円 約135%
15% 15万円 85万円 約215%

たとえば手数料9.5%・30日なら、実質年率は約128%です。手数料2.8%・30日なら約35%まで下がります。同じ100万円でも、上限の違いで手取りが6万7,000円変わります。

年率は、支払日までの日数でも大きく変わります。同じ手数料9.5%でも、支払日まで60日ある請求書なら約64%です。支払日まで15日しかない請求書を売ると、約255%になります。支払日が近い請求書は手数料の額が同じでも年率が高くなるので、急ぎでなければ、売るタイミングも考えてください。

毎月使うと、1年でいくら差が出るか

資金繰りのために毎月同じくらいの額を売る場合は、1回あたりの差が12回分積み重なります。毎月100万円の請求書を売るとすると、手数料9.5%なら1回9万5,000円、1年で114万円です。手数料2.8%なら1回2万8,000円、1年で33万6,000円です。差は1年で80万円を超えます。毎月使う見込みがあるなら、上限の低さは1回だけ使うとき以上に効いてきます。同時に、毎月使い続ける状態そのものを見直すことも大切です。

ここで大事なのは、見積もりで出た率がこの表の上限より低ければ「よい条件」、上限に近ければ「よくある条件」と考えることです。計画は上限の率で立て、見積もりで下がった分は余裕として残しておくと、資金繰りが崩れにくくなります。自分の金額と日数で計算するときは、手取りと実質年率の計算を使ってください。計算の考え方は手数料の計算方法で説明しています。

なお、実質年率が高く見えるのは、ファクタリングが「1か月ほど先のお金を今もらう」取引で、短い期間の費用を1年分に引き延ばして計算しているためです。融資の金利とそのまま比べるものではありませんが、毎月くり返し使うと、年間の負担はこの年率に近づいていきます。

07

この10社で低い率を出すための申し込み方

社長

同じ会社でも、率を下げてもらう方法はあるの?

取引の長い売掛先の請求書を選び、その入金が分かる通帳の写しをそろえます。2〜3社に同じ条件で見積もりを頼み、手取りで比べます。取引先に知られてもよいなら、3社間の率も聞きます。

ハカセ

上限が低い会社を選んでも、実際の率は審査で決まります。どの会社でも、率の決まり方は大きく変わりません。売掛先(請求書の相手)が期日どおりに払う相手か、支払日までの日数、金額、書類のそろい方などです。くわしくは手数料を決める要素で書いています。ここでは、申し込む側でできることを順に並べます。

1請求書を選ぶ2通帳の写し32〜3社に見積もり4¥手取りで比べる53社間も聞く
社長

これをやれば、率は下がるの?

下がるかは審査しだい。でも同じ条件で2〜3社を比べれば、いちばん手取りが多い会社を選べるよ。

ハカセ
低い率を出すための5つの準備。比べるのは率ではなく、振り込まれる額です

1と2は申し込む前に、3と4は見積もりの段階で、5は契約の前にできることです。急いでいるときでも、1と2だけは先に済ませておくと、審査の連絡で手が止まらず、見積もりも早くそろいます。

1. 売る請求書を選ぶ

手元に複数の請求書があるなら、取引が長く続いていて、これまで期日どおりに払ってくれている相手の請求書を選びます。支払日までの日数が短い請求書の方が、ファクタリング会社が待つ期間も短くなります。金額が大きすぎる1枚より、必要な額に合う請求書を選ぶ方が、手数料の額そのものも小さくなります。

2. 入金の記録を先にそろえる

多くの会社が、売掛先から実際に入金があった記録として、通帳の写しや入出金明細を求めます。その売掛先からの入金が数か月分つながって見えると、取引が続いていることを示しやすくなります。10社の必要書類の数はカードに載せているので、申し込む前にそろえておくと、審査の連絡で手が止まりません。必要書類全体の説明はファクタリングの必要書類にあります。

3. 同じ条件で2〜3社に見積もりを頼む

同じ請求書でも、会社によって出てくる率は違います。上限の低い2〜3社に、同じ請求書・同じ金額で見積もりを頼むと、比べやすくなります。多くの会社に一度に申し込むと、やり取りが増えて急ぎのときに対応しきれなくなるので、2〜3社にとどめるのが現実的です。届いた見積もりは見積りの比較に入れると、手取りの順に並べて比べられます。

4. 率ではなく手取りで聞く

見積もりのときは「手数料は何%か」だけでなく、「この請求書で、振り込まれる額はいくらか」を聞いてください。手数料のほかに、事務手数料や債権譲渡登記の費用などがかかる会社があり、率が低くても手取りが少なくなることがあります。

見積もりを手取りで比べる例

たとえば、請求額100万円の請求書で、2社から次の見積もりが届いたとします(説明のための例で、特定の会社の数字ではありません)。

見積もり 手数料の率 手数料のほかの費用 手取り
A社 7%(7万円) 事務手数料3万円・登記の費用 90万円から登記の費用を引いた額
B社 8%(8万円) なし(電子契約・登記なし) 92万円

率だけを見るとA社の方が1%安く見えますが、手取りで比べるとB社の方が2万円以上多くなります。見積もりをもらったら、「手数料」「手数料のほかの費用」「振り込まれる額」の3つをそろえて書き出し、振り込まれる額で比べてください。比べるときの質問の仕方は、見積もりが高いかを判断する手順にもまとめています。

もう1つ大事なのは、見積もりの有効期限です。率は審査の時点の条件で出ているので、何日も迷っているうちに条件が変わることがあります。比べる会社を2〜3社に絞り、同じ日のうちに見積もりをそろえると、比べやすくなります。

5. 取引先に知られてもよいなら、3社間の率も聞く

3社間は、取引先に債権を売ったことを知らせて、取引先から直接ファクタリング会社に払ってもらう方法です。ファクタリング会社が回収できない心配が小さくなるので、2社間より率が低く出ることが多くあります。10社のうち3社は3社間も扱うと書いているので、取引先との関係で問題がなければ、両方の見積もりをとって比べてください。

08

手数料のほかにかかるお金も比べる

社長

手数料のほかにも、お金がかかることがあるの?

登記を求められると登録免許税が1件7,500円、紙の契約書なら印紙が200円かかります。事務手数料は会社によるので、見積もりで振り込まれる額を聞くのが確実です。

ハカセ

手数料の率が低くても、ほかの費用で差が縮むことがあります。見積もりの段階で、次の費用がかかるかを必ず確かめてください。

費用 どんなときにかかるか 額の目安(公的な決まりがあるもの)
債権譲渡登記の費用 2社間で、会社が登記を求めるとき 登録免許税は債権5,000個以下なら1件7,500円。司法書士の報酬は別
契約書の印紙 紙の契約書を作るとき 債権譲渡の契約書は、契約金額1万円以上なら200円
事務手数料・振込手数料 会社による 決まった額はない。見積もりで聞く

登記の費用は国に納める税金の額が決まっていますが、司法書士に頼む場合の報酬は事務所によって違います※1。契約書の印紙は、債権譲渡に関する契約書として200円です※2。電子契約で結ぶ会社なら、紙の契約書がないので印紙は貼りません。

登記を求めるかどうか、電子契約に対応するかは、各社のページで確かめられます。登記の仕組みと、取引先に知られるかどうかは債権譲渡登記とはで説明しています。手数料以外の費用の全体は手数料以外にかかるお金にまとめています。

この章の根拠(2件)
  1. 租税特別措置法84条の6、法務省「添付書面・登録免許税」
  2. 国税庁 No.7141 印紙税額の一覧表(第15号文書)
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「手数料が安い」とうたう広告で気をつけること

社長

「手数料1%〜」の広告、信じて大丈夫?

下限2%未満と書く37社のうち、上限まで公表しているのは16社だけです。上限はどこまでか、償還請求権はないかを確かめます。代金が債権額に比べて著しく低いときは、偽装ファクタリングを疑います。

ハカセ

手数料の安さは、ファクタリングの広告でいちばん目立たせやすい数字です。そのぶん、読み方を間違えやすい数字でもあります。次の4つは、申し込む前に必ず確かめてください。

スピード資金化! 手数料 1%〜 ※上限の記載なし 上限の記載なし
社長

「1%〜」って書いてあったのに…

下限だけの広告は、上限がどこまでかを見積もりで必ず聞こう。下限2%未満と書く37社のうち、上限まで出しているのは16社だけ。

ハカセ
下限だけが大きく目立つ広告では、上限がどこまでかを見積もりで必ず聞きます
安さをうたう会社を見るときの確認表
  • 上限まで書いてあるか「○%〜」だけなら、どこまで上がるかを見積もりで聞く
  • 下限だけが大きく目立つ下限2%未満と書く37社のうち、上限まで公表しているのは16社
  • 償還請求権なしと書いてあるか売掛先が払わないとき、利用者が買い戻す義務がないか
  • 給与の前払いをうたう金融庁は「給与ファクタリング」で個人に貸付けをするヤミ金融に注意を呼びかけている

下限だけが目立つ表示

図鑑のデータでは、2社間の手数料の下限を2%未満と書いている会社が37社あります。このうち、上限まで公表しているのは16社だけです。下限が低いことと、実際の率が低いことは別の話です。下限だけを書く会社に申し込むときは、見積もりの段階で「上限はどこまでか」「この請求書だと何%か」を聞いてください。「○%〜」の読み方は「○%〜」という表示の読み方でくわしく書いています。

償還請求権のある契約

手数料が安くても、売掛先が払わなかったときに利用者が買い戻す義務(償還請求権)がある契約は、実質的にはお金を借りるのに近くなります。10社のうち7社は、公式サイトで償還請求権がない(ノンリコース)と書いています。書いていない会社に申し込むときは、契約書でこの点を確かめてください。考え方は償還請求権とはにまとめています。

ファクタリングの形をとった違法な貸付け

金融庁は、ファクタリングの形をとりながら、実際には高い金利でお金を貸している業者に注意するよう呼びかけています※1。手数料が安いと言いながら、契約の段階で別の費用を求める、契約書の写しを渡さない、といった業者は避けてください。見分け方は危ないファクタリング業者の見分け方で説明しています。

この章の根拠(1件)
  1. 金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」
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手数料を払う前に考えたい、ほかの方法

社長

そもそも、手数料を払わずに済む方法はないの?

取引先の早期支払いの制度、支払う側の期日の相談、融資、税金の納付の猶予があります。どれが間に合うかは、お金が必要な日までの日数で決まります。

ハカセ

手数料が最も低い会社を選んでも、上の表のとおり、30日で年率にすると数十%以上の費用になります。時間に余裕があるなら、次の方法も比べてから決めてください。

早期支払いの制度支払期日の相談融資納税の猶予
社長

ファクタリングのほかにも道はある?

4つあるよ。どれが間に合うかは、お金が必要な日までの日数で決まる。

ハカセ
ファクタリングの前に比べたい4つの方法
  • 取引先に支払日を早めてもらう:取引先によっては、早く払う代わりに少し差し引く「早期支払い」の制度を持っていることがあります。手数料はかかりますが、条件は取引先の制度で決まるので、ファクタリングと比べる材料になります。取引先の経理の窓口に、こうした制度があるかを聞いてみてください。
  • 支払う側の期日を延ばしてもらう:仕入れ先や外注先に事情を話し、支払いを少し待ってもらえないか相談します。
  • 融資を使う:日数はかかりますが、金利はファクタリングの手数料より低いのが一般的です。違いはファクタリングと融資の違いで比べています。
  • 税金・社会保険料の納付を猶予してもらう:納付が苦しいときは、税務署や年金事務所に猶予を相談できます。

どの方法が間に合うかは、お金が必要な日までの日数で変わります。順番の考え方は支払いに間に合わないときの対処の順番に、使える方法を条件から探すなら資金調達診断を使ってください。

この記事の会社の並びは、ファクタリング図鑑のデータから自動で出しています。各社の手数料の表記が変わったときや、新しい会社を図鑑に載せたときは、並びも変わります。表とカードの数字の出典は、各社のページの「出典」で確かめられます。

出典(5件)公的機関の資料・法令。2026.11.05に確認
  1. ファクタリングの利用に関する注意喚起(金融庁)www.fsa.go.jp
  2. No.7141 印紙税額の一覧表(その2)第5号文書から第20号文書まで(国税庁)www.nta.go.jp
  3. (債権譲渡登記等)添付書面・登録免許税(法務省)www.moj.go.jp
  4. 租税特別措置法(e-Gov法令検索)laws.e-gov.go.jp
  5. ファクタリング図鑑(会社ごとの値と出典)facto-ring.com

FAQ

よくある質問

手数料がいちばん安いファクタリング会社はどこですか?

広告の「○%〜」は条件が最もよいときの下限なので、比べるなら公表している上限で見ます。ファクタリング図鑑の2026年11月5日時点のデータでは、2社間の上限まで公表している46社のうち、上限が最も低い会社は2.8%でした。ただし入金までおよそ3日かかると書いているため、急ぐときは上限10%前後までの会社も候補に入れて比べてください。

ファクタリングの手数料は何%なら安いですか?

図鑑で2社間の上限まで公表している46社では、上限の中央値が10%でした。見積もりの率が10%より低ければ比較的よい条件、10%前後ならよくある条件と考えられます。請求額100万円・30日なら、手数料10%で手取りは90万円、実質年率は約135%になります。

手数料が安い会社は審査が厳しいですか?

上限が低い会社ほど審査が厳しいという公的なデータはありません。図鑑のデータで分かるのは、上限がとくに低い会社ほど入金まで日数がかかると書いていることが多い点です。上限6%以下の3社のうち2社は、入金まで2営業日以上と書いています。

個人事業主でも手数料が安い会社を使えますか?

この記事で選んだ10社のうち8社は、個人事業主も申し込めると公式サイトに書いています。2社は法人だけが対象なので、比較表とカードの「対象」で確かめてから申し込んでください。

手数料のほかにかかる費用はありますか?

2社間で債権譲渡登記を求められる場合は、登録免許税が債権5,000個以下なら1件7,500円かかり、司法書士に頼むと報酬が別にかかります。紙の契約書には契約金額1万円以上で200円の印紙が必要です。事務手数料や振込手数料は会社によるので、見積もりで手取りの額を聞いてください。

手数料を安くするにはどうすればいいですか?

取引が長く期日どおりに払う売掛先の請求書を選び、その売掛先からの入金が分かる通帳の写しをそろえます。上限の低い2〜3社に同じ条件で見積もりを頼み、手取りで比べます。取引先に知られてもよいなら、2社間より率が低く出やすい3社間の見積もりもとってください。

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